2012年12月19日水曜日

サンフランシスコの木

Bottlebrush (学名:Callistemon)

文字通り、花がボトルブラシのような形状をしている不思議な木。






サンフランシスコ(というかカリフォルニア)は、
降雨が12~3月に限られていて、乾燥している季節がとても長いので、
1920年代に多くの街路樹を、乾燥に適応した樹木の多いオーストラリアから輸入した。
有名なのはユーカリの木ね。

このBottlebrushも、オーストラリア現地では40種類くらいあるらしいが、
サンフランシスコで見かけるのはCrimson Bottlebrushと、
枝垂れ型のWeeping Bottlebrushの2種類。どちらも赤い花をつける。
オーストラリア産の樹木は学名しかないのも多いけど、
Bottlebrushは珍しい一般名称。蜜が甘いのか、ハミングバードを良く見かける。



本来は灌木で、庭先ではもっさと生えていたりする。
街路樹で利用されているのは、木のように剪定して3mほどに育てたものだ。
冬のこの季節になると花を付け、濃い緑色の葉とのコントラストが
ちょっとクリスマスっぽい気分にさせてくれる。

ただし、枯れ始めると花弁が1本1本落ちて非常に汚く見えるので、
路上駐車するときは避けたい。




0 件のコメント:

コメントを投稿